第23回 スチールギターの復興 '07.3.21 |
2006年より「Steel Guitar Mood Family Concert」というスチールギターのイベントを企画・運営しています。 第1回は2006年の12月25日に、なかの芸能小劇場(中野区)で行い、第2回を2007年の4月25日に前回同様、なかの芸能小劇場で開催します。 私としては、このイベントを年4回(春・夏・秋・冬)を行う事を目標に開催していこうと思っています。 スチールギターは、古いハワイアンバンドのスタイルの中で演奏される昔の楽器という印象が今の若い人たちには強いようです。(若年層に至ってはその存在も知らないという位です)確かにハワイアンバンドにおいてスチールギター奏者というのは花形で、リーダーシップをとるため、目立ちますが、元来は様々なジャンルで使用されていた楽器です。往年のジャズやスタンダード、映画音楽など、あちこちでスチールギターは用いられてきました。 しかしながら最近、スチールギターのサウンドを世間から聞かなくなりました。 ハワイでもその演奏を見ることが非常に少なくなりました。 これは最近のバンドの編成やスタイル、演奏される楽曲が時代と共に変わっていってしまったことがあげられます。 私としては、このスチールギターのサウンドを聴いてもらう機会を自分なりにどんどん作っていこうと思っています。 「Steel Guitar Mood Family Concert」では、スチールギタープレーヤに選曲をしてもらい、どのような順番でどう聞かせるかという編成の部分を私が担当していきます。 現在のスチールギターのエキスパートたちが奏でるスチールギターならではの音楽世界を若い世代も含めて、聞いてもらいたいと思っています。 (了) |
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