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Martin−3K 現在、コンサートなどで使用しているメイン楽器。10年位前にハワイで入手。3Kの魅力はやっぱりコアならではの音の立ち上がりの良さと鳴りの大きさだと思う。もちろん音程がしっかりしているのも言うまでもない。フレット数も多いからどんな曲もカバーできる。 どちらかというとソロ弾きよりストローク演奏に向いているね。弾き手のニュアンスを十二分に引き出してくれる名器と言えるでしょう。 |
PEGASUS Mineo Special ギターよりよっぽど高いウクレレ。オーダーメイドでヘッドに「Mineo Special」とあります。インレイやフォルム、トラの目の美しさからしてもはや美術工芸品の域。カルチャースクールで教えるときに使用しているんだけど、講師として一種のハクをつけるのに貢献してくれています。(笑) |
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KAWIKA STANDARD UKULELE KAWIKAはスタンダードサイズのウクレレを制作していないんだけど、試作品が2台存在している。僕は、製作者のデビッド・C・ハードを良く知っていて、7〜8年前に彼がウクレレの制作をするにあたり、スタンダードを依頼したんです。KAWIKAの特徴である※ゼロフレットは、このウクレレを制作する上で僕が提案したもの。だからゼロフレット発明の父といってもいいかもしれない。だけど、僕があれこれとやかましく注文するものだから(笑)彼は、以後、スタンダードサイズの注文を受けていない。そういう意味ではゼロフレット開発と合わせて貴重なウクレレと言えるかもしれないね。 ※ゼロフレット:1フレットの上、ナットのすぐ下にもう1本フレットが打たれている。ピッチが正確になるという。 |
Martin−style0 30年以上使用したウクレレ。ご覧の通りボディ上部がストロークでこすれて削げてしまっています。何十年も弾き続けるとこうなってしまうんです。これ以上、弾いたらトップに穴が空いてしまう。(笑)ホント。 これは中古で人から当時、1万6千円ほどで譲りうけたもの。新品だと3万6千円くらいしたかな。30年前の価格だからね。1万6千円といっても結構な買い物でした。ハワイアンをやる連中の多くがカマカやマーチンを使っていたからね。僕もマーチンが欲しくて、中古だけど初めて手にいれたマーチンのスタンダードが、このStyle-0なんです。4半世紀以上、僕と苦楽を共にしたウクレレです。今は僕の部屋で壁にかけられて静かに余生を過ごしています。 |